注文住宅の購入を検討している方のなかには、「キッチンに床下収納を作ろう」と考えている方もいるでしょう。
床下収納は収納スペースが目立たないなどのメリットがあるためです。
しかし、費用やデメリットがわからず設置するのを悩んでいる方も少なくありません。
この記事では床下収納がどういったものなのか、設置するメリット・デメリット、注意点について解説します。
キッチンの床下収納とは？
床下収納とは、床に設置された収納のことです。
昔から、床下は冷たく暗いため、「酒・ぬか漬け」などの保存場所として利用されていました。
現在では「酒・調味料・保存食」の保管場所として利用されることが多いです。
また、床下収納には3つの種類があります。
●フタが外れるタイプ
●扉式のタイプ
●スライド収納タイプ
設置費用は大きさや種類によって異なりますが、5万円〜20万円程度が相場です。
キッチンに床下収納を設置するメリット・デメリットとは
キッチンに床下収納を設置する最大のメリットは、収納場所が増える点です。
また、一般的に住宅には床下に人が入れる床下点検口を作るため、その点検口を床下収納にすれば有効活用できます。
一方で、床下収納は湿気がたまりやすいため、湿気対策が必要な点がデメリットです。
湿気対策は、新聞紙を敷いておくことや除湿剤を入れておくなどです。
湿気対策を怠るとカビが発生してしまう可能性があるので、必ずおこなうようにしてください。
キッチンの床下収納を使用する際の注意点
前述したように床下収納を適切に利用するには湿気対策が必須です。
カビが発生してしまうと食品が傷むだけでなく悪臭も発生してしまいます。
また、床下収納に重いものを収納しないようにしてください。
しゃがんで取り出す際に腰に負担がかかり、ぎっくり腰の原因になる可能性があるためです。
しかも、重量がかかり過ぎるとプラスチックの容器にひび割れができてしまう可能性もあります。
取り扱い説明書に記載された収納できる重さを確認し、重すぎるものを収納しないようにしてください。
ちなみに、注意点ではありませんが、ホコリがつくのを防ぐため、調味料や保存食を入れる際は蓋のついた容器の使用をおすすめします。
まとめ
床下収納は収納が増えるなどのメリットがあるため、設置するのをおすすめします。
ただし、設置するためには費用がかかる点や、湿気対策が必要な点などを理解しておくことが必要です。
床下収納の設置を検討しているならこの記事を参考にしてみてください。
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