そろそろ老後を見据えて住まい選びをしたいとなると、賃貸物件を借りるか・不動産を購入するかで迷う方も多いでしょう。
独身女性が老後の住居を探す場合、何を基準に物件を選んだら良いのでしょうか。
今回は、独身女性が老後の生活について考えておくべきポイントや、賃貸物件と購入物件のメリットやデメリット、結婚した場合の購入物件の処遇についてご紹介します。
老後に備えて独身女性が考えておくべきポイントとは
老後も独身のまま過ごすのであれば、生活費は自分の収入や貯蓄から支払わなければなりません。
そこで考えるべきは、将来的にどれほどの生活費や貯蓄が必要なのか、住宅を購入するならいつまでにすべきかがポイントです。
日本では60歳以上における単身世帯の月の平均支出は、持ち家がある場合15万円程度、そして60歳女性の平均余命は29年程度になります。
89歳まで生きると仮定して年金を除くと、60歳で定年退職を迎えると5,400万円、65歳まで働き続けると4,500万円の貯蓄が必要です。
賃貸物件で暮らすならばこれ以上に出費が増えるため、貯蓄に1,000万円以上の上乗せを考えなければなりません。
物件の購入をいつまでにすべきかのポイントは、ローンの完済計画にかかっています。
基本的には、定年までに無理なくローンを完済でき、収入が安定する30代や40代のうちに検討すると良いでしょう。
賃貸物件と購入物件それぞれのメリットとデメリットとは
賃貸物件のメリットは、契約が簡単で住み替えが楽な点です。
対してデメリットには、ペットの飼育など居住の条件や制約が多い、住み続ける限り家賃の支払いが発生するなどが挙げられるでしょう。
物件を購入すればその住居は自由に扱えるほか、税制での優遇措置がある、資産形成の一環になるなどのメリットがあります。
一方、物件を購入するには大きな元手が必要になり、一度住居を購入すると引っ越しが難しくなるうえ、メンテナンス費用もかかるなどがデメリットです。
独身女性が物件購入後に結婚した場合の住居の処遇とは
持ち家がある状態で結婚した場合にとれる方法は、相手の方に引っ越してきてもらう、住居を売却する、貸し出して運用するなどのパターンがあります。
一人暮らし用の物件は手狭な場合が多いため相手の方に引っ越してきてもらうのは現実的ではなく、複数人で住んでも問題ない物件に住み替えるのがほとんどです。
住居を売却すれば、まとまった資金が手に入るため次の物件探しや引っ越しなどにも役立ちます。
売却せずに賃貸物件として運用すれば、長期間にわたって収入の確保が可能です。
まとめ
独身女性が老後を考えて住居を探す場合、貯蓄できる金額やライフスタイル、結婚の予定などを加味しての物件選びをおすすめします。
賃貸物件は住み替えも楽、購入物件は重要な資産になるなどのメリットやそのほかのデメリットを比較し、今後の住まいを検討しましょう。
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