これまで住み続けてきた自宅を売って新しい家に住み替えるのは、決して珍しいことではありません。
ただ、実際に住み替えをするのに適しているのはいつなのか、その時期に悩む方は少なくないでしょう。
ここではマンションの買い替えをするタイミングについて、売却方法や注意点とあわせて解説しますので参考にしてください。
マンションの買い替えをするのに適したタイミング
マンションを買い替えるタイミングの1つ目はライフステージが変化する時期です。
結婚や出産によって家族の人数が増えるときや、反対に子どもが独立して夫婦2人の生活が始まるときなどに、住まいを変える人が多くいます。
2つ目は築年数を目安とする考え方で、マンションは築年数が古くなるにしたがって価格が下がりますが、ある時期を過ぎると下げ幅が緩やかになります。
この推移を見逃さず、ちょうど良い時期を見極めて買い替えるのが重要です。
3つ目は市場の動きが上向いた時期で、この場合は市場を正確に予測しなければならず、難しい方法と言えます。
4つ目のタイミングは新しい住まい購入のために住宅ローンを組むことができる時期で、年齢によってローンが利用できないというリスクを避けるのに有効です。
マンション買い替えは売り先行と買い先行のどちらがおすすめ？
マンションの買い替えには次の2つの方法があり、それぞれに向いている方やおすすめの方が異なります。
現在の住まいを売ってから新しい住まいを探す売り先行は、売却金を新居購入費用にあてられますが、引き渡しのタイミングによっては仮住まいなどの費用がかかります。
一方、新しい住まいを探してから現在の住まいを売る買い先行は、仮住まいや引っ越しなど余計なコストがかかりませんが、資金計画を立てにくく、売却が決まるまでローン返済が重なる可能性があるので、保有資金にゆとりがある方向けといえます。
マンション買い替えにおいて売却時と購入時それぞれの注意点
マンションの買い替えで売却時の注意点として挙げられるのが価格の設定で、相場を参考にして適切な価格にすることが大切です。
また、内覧でお客さまに良い印象を持ってもらうために、室内の掃除をしてスッキリとした状態にしておきましょう。
購入時の注意点としては、新しい建物の修繕計画や管理の状況をきちんと見ること、実際に住む家族の人数に合わせた物件を選ぶことが挙げられます。
まとめ
マンションの買い替えは、ライフステージの変化や築年数、市場動向、住宅ローンが利用できる年齢などをタイミングとするのが一般的です。
売り先行と買い先行のメリット・デメリットを把握し、どちらが自分に向いている方法か判断することが大切です。
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