住宅を購入したくても、年齢や収入の面で住宅ローンの契約が難しい方がいるかもしれません。
親子が一緒に契約できる住宅ローンであれば、審査を通過できる可能性があります。
この記事では、親子リレーローンの仕組みや、メリット・デメリット、注意点についてご紹介します。
親子リレーローンの仕組み
親子リレーローンとは、住宅ローンを親子で一緒に契約し、リレー方式で返済をおこなう制度です。
住宅ローンは、通常であれば「80歳までに借り入れ額をすべて返済できる」条件を満たさないと契約できません。
しかし、親子リレーローンは親子で返済をおこなうため、親が高齢でも契約できる可能性があります。
また、収入が少なく住宅ローンを契約できない場合にも利用できます。
審査の際、一般的に子どもの返済能力が重視されるでしょう。
親子リレーローンのメリット
メリットのひとつに、余裕のある返済期間を設定できる点が挙げられます。
前述したとおり、住宅ローンは「80歳までに借り入れ額をすべて返済できる」条件を満たす必要があります。
親が高齢の場合は、短期間で高額なローンを返済しなくてはなりません。
しかし、親子リレーローンであれば親が高齢であっても、子どもの年齢を基準に最長で35年の住宅ローンを組めます。
2つ目のメリットとして、住宅ローンの控除を親子で適用できます。
2022年から控除率が0.7%に変更されたため、借り入れ可能額が3,000万円の場合、控除額は21万円です。
控除額が1人21万円で親子リレーローンを契約する場合、契約者が2人のため、合計の控除額は2倍の42万円です。
親子リレーローンのデメリットや注意点
住宅ローンを契約する方のほとんどは、団体信用生命保険(団信)に加入します。
団信とは、ローン契約者が完済前に死亡や病気により返済不能な状態になった場合、残債を保険金によって完済してもらえる保険です。
金融機関ごとに異なりますが、親子リレーローンでは、一般的に2人のうちどちらか1人のみが団信に加入します。
万が一、団信に加入していない方が返済不能になった場合、2人分のローンを1人で返済する必要があるのです。
また、親子両方に返済の責任があるため、子どもが新たに住宅ローンを契約できないデメリットもあります。
まとめ
親子リレーローンの仕組みや、メリット・デメリット、注意点についてご紹介しました。
住宅ローンを親子で一緒に契約し、リレー方式で返済をおこなう制度は、余裕のある返済期間の設定や2人分の控除適用ができます。
場合によっては、2人分の残債を1人で引き継ぐなどのデメリットがある点を覚えておきましょう。
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