共有名義で購入したマンション売却でも、「一般的なマンションのように売却できるの?」と疑問を持っている方がいらっしゃいます。
マンションが共有名義になっている場合、共有者の同意がないと売却できないなど注意点の理解が必要です。
この記事では共有名義とは何か、共有名義のマンション売却方法や、持分のみを売却する方法もご紹介します。
不動産の共有名義とは?
共有名義とは、1つの不動産を複数人で所有することです。
たとえば、マンションを購入する際に夫婦で資金を出し合い、2人の名義で登記したケースが挙げられます。
また、相続した不動産を複数人の法定相続人の名義で登記するなどです。
不動産を共有名義で登記する場合は、持分を決めて登録する必要があります。
一方で、単独名義とは1人で不動産を所有することです。
共有名義と単独名義には、このような違いがあります。
なお、不動産を共有名義で登記した場合、所有権割合は持分で登録されます。
たとえば、夫婦の場合は、夫が6割の資金を出し、妻が4割の資金を出せば、夫と妻の持分割合は3/5:2/5です。
このように出資した金額に応じた割合で持分も登録されます。
共有名義のマンション売却方法①共有者の同意を得る
基本的に共有名義のマンションを売却するには、共有者全員の同意が必要です。
単独名義と違って複数人で所有しているため、自分の意志だけでは売却できません。
また、他の持分を買い取るために共有者へ買取りを打診し、単独名義にして売却する方法もあります。
単独名義をすることで共有者との合意形成を不要にしてスムーズに売却することが可能です。
ただし、相場と乖離した価格で売却した場合は贈与税がかかる可能性があるため、注意が必要です。
共有名義のマンション売却方法②持分のみ売却する
共有名義のマンションでも、自分の持分だけなら権利の売却となり、共有者の同意は必要なく自由に売却できます。
どうしても「共有者の同意が得られない」や「共有者の持分を買取る資金が捻出できない」などのケースに有効な手段です。
主な売却先として、共有者に売却する方法と持分買取専門の不動産会社に売却する方法が挙げられます。
共有者なら相場に近い売却も期待できますが、不動産会社による買い取りでは相場よりも安くなる可能性が高いです。
まとめ
共有名義のマンション売却方法は、共有者の同意を得て売却するか、持分のみをの売却をするという方法があります。
基本的には同意を得ての売却をおすすめしますが、同意が得られない場合は、持分買取専門の不動産会社に依頼することも検討しましょう。
ただし、相場よりも価格が下がってしまう可能性があるため、注意が必要です。
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