築年数が古い物件は需要が落ちるのが一般的ですが、リノベーションによって新たな魅力を創出することも可能です。
建物をリノベーションするためにはそれなりの費用が必要ですが、自治体から補助金は出るのでしょうか。
今回は、古民家をリノベーションする魅力や費用相場、リノベーションにあたって受けられる補助金についてご紹介します。
古民家をリノベーションする魅力
古民家のリノベーションでは、古民家が持つ素朴でレトロな雰囲気はそのままに設備を新しくできる魅力があります。
建てられてからの年月を経ている建物ならではの独特な質感を活かして、古き良き日本家屋を現代の生活に溶け込ませることが可能です。
古民家に使われている建材は強度が高く、現代では手に入りにくい木材であることも少なくありません。
また、固定資産税は建物の築年数によって税額が決まり、新築の方が高くなってしまいます。
築年数が古い古民家のリノベーションであれば、建物を立て直すよりも固定資産税を節税できます。
古民家のリノベーションにかかる費用
古民家をリノベーションする場合、その建物がどれほど劣化しているかや設備などのグレードによって必要な費用の相場には幅があります。
かつての耐震基準は現在ほど安全性の高いものではなかったため、旧耐震基準で作られている古民家を現行の耐震基準にまで引き上げるためには最低でも150~200万円は必要です。
断熱性能も現代の住宅と比べて低いため、過ごしやすい環境を整えると300万円、場合によっては1,000万円を超えることもあります。
リノベーションの実例を見てみると、築40年の古民家に約1,200万円、築60年の古民家に約2,250万円、築123年の古民家に3,750万円と古い建物ほどお金がかかる場合が多いです。
一方、広さや整備する場所を絞ったリノベーションでは築100年を超える建物でも約890万円、もっと古い築130年の建物で約410万円と大きな幅があります。
古民家をリノベーションする際に受けられる補助金
古民家をリノベーションする際は、古民家再生補助金としていくつかの制度を利用できます。
たとえば、耐震性能を現行の基準まで引き上げる工事には耐震補強の補助金が出る自治体が多いです。
また、一定水準の断熱性能を持たせたり、太陽光発電など省エネ設備を導入したりすれば省エネに関する補助金を受けられます。
要支援または要介護1~5の高齢者の方と同居する予定がある場合、バリアフリー化のリフォームを施せば介護保険や自治体から補助金が出るケースが多いです。
各自治体によって利用できる補助金制度は異なるため、事前に確認してみましょう。
まとめ
古民家をリノベーションすると、もとの建物の良さを活かして新しい魅力を生み出せます。
建物を立て直すよりも固定資産税を抑えられ、自治体によっては各種補助金制度も受けられるためお得にリノベーションできるのも利点です。
川口市や越谷市エリアで不動産売買に関するお悩みの方は、私たちウッディホームにお任せください。
お客様に最大限ご満足いただけるようサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
ウッディホーム スタッフブログ編集部
弊社では、川口市にある新築戸建てを中心に中古戸建て・中古マンション・土地などの不動産を取り扱っております。ユーザーの方に様々な情報をお届けするため、当サイトのブログでは不動産に関する情報をご紹介しています。