中古マンションの購入を検討している方であれば「マンション選びのポイント」について知りたいと思うでしょう。
購入後に後悔しないためには、ポイントをしっかり押さえて選ぶ必要があります。
この記事では、中古マンション選びのポイントとして、耐震基準・管理の充実度・修繕積立金についてご紹介します。
中古マンション選びのポイント 耐震基準
耐震基準とは、建築基準法などによって定められた、建物が最低限満たすべき地震への耐性基準を指します。
1981年に改正された耐震基準を「新耐震基準」と呼び、それ以前のものを「旧耐震基準」と呼びます。
旧耐震基準では、10年に1回発生するといわれている「震度5強程度」の地震で建物が倒壊・崩壊しないことが指標にされていました。
新耐震基準が定められた背景には、1978年に発生した宮城県沖地震で多くの建物が倒壊したことがあげられます。
そのため、新耐震基準では「震度6強～7程度」の地震でも建物が倒壊・崩壊しないことが基準にされています。
マンション選びの際は、新耐震基準を満たしているかを確認しましょう。
中古マンション選びのポイント 管理の充実度
マンション購入後に後悔はしたくないものです。
他の中古マンションと比べてエントランスやエレベーターホールが汚い場合、建物全体の清掃が行き届いていない可能性があります。
また、ゴミ置き場や自転車置き場の使い方も確認しましょう。
ゴミが散らかっていたり、自転車が乱雑に置かれていたりするマンションは、治安が悪いかもしれません。
管理会社が注意喚起を怠っているとも考えられるため、近隣トラブルが発生した際にも適切に対応してくれない可能性があるでしょう。
中古マンション選びのポイント 修繕積立金の金額
現在50%を超えるマンションで、修繕積立金が不足しているといわれています。
お金が不足していると計画通りの管理・修繕ができないため、老朽化とともに住みにくいマンションになってしまうかもしれません。
修繕積立金が適正値かどうかもチェックする必要があります。
とくに修繕積立金が安すぎるマンションには注意が必要です。
大規模修繕が必要になったタイミングで、徴収金額の値上げがおこなわれるケースがあります。
まとめ
中古マンション選びのポイントとして、耐震基準・管理の充実度・修繕積立金についてご紹介しました。
地震対策や管理が適切に行われていないマンションは、購入後に後悔する可能性があります。
修繕積立金が適正かなども確認しながら、マンションを選びましょう。
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